自分が競馬ファンに対して、あるいは、競馬に興味がある人に対して、どんな価値が提供できるかを考えている。要するに、こういう人々(お客さん)にどんな商品やサービスを提供すれば儲かるのか、というビジネスの話である。
結局のところ、競馬ファンの多くは内向的な人が多いのだから、内向的な人の求めるものを売ればいいのだと思う。
私の仮説だが、競馬ファンのほとんどは、競馬オタクかギャンブラーである。
競馬オタクとは、例えば血統マニアもそうだろう。あとは、競馬ゲームやウマ娘が好きな人もいる。私のように、同じレース映像を何回も繰り返し見て楽しむ人やそのレースを勝手に実況しようとする人もいる。こういう競馬オタクは、基本的には内向的な人で、一人の世界で競馬を楽しむことができる。
一方、ギャンブラーは、健全にギャンブルを楽しむ一部の人たちを除いては、基本的にはギャンブル依存症か依存症になりかけの人たちである。以下の記事にも書いたが、「ギャンブル脳」になってしまうと、世間からはどんどん見放されていって、最後はネット上の掲示板などで汚い言葉を吐くしか自分の存在価値を確認できなくなってしまう。つまり、なりたいか、なりたくないかは別として、内向的な世界に閉じ込められてしまう人たちだ。
そう考えると、競馬が好きな人に向けて商売をしようと思えば、こういう内向的な人が求める商品やサービスを考えないといけない。ゲームやアニメがヒットするのは、そういう意味で必然であって、SNSやYouTubeに競馬好きが集まるのも、そういうことだ。
自分は、果たしてこういう内向的な人々にどんな価値が提供できるのだろう?
アニメ、ゲーム、SNS、YouTube・・・どれも完成つくされた商品やサービスであり、これに対抗するものは私には作れない。これらにうまく便乗して稼ぐしかないのか?
だとすれば、競馬ファンの中ではマイノリティかもしれないが、外向的な競馬ファンに特化した商売を考えるほうが勝機があるかもしれない。
外向的な競馬ファンとは?オタクでもなく、ギャンブラーでもない競馬好きとは?
例えば、馬券以外の目的で競馬場にわざわざ足を運ぶ人とか、家族や友人と競馬について語り合う人とか。果たして、どれだけの人口がいるのかわからないが、もしいるのだとすれば、そういう人たちには真っ先になぜ競馬が好きなのか聞いてみたい。競馬に何を求めているのか?何が魅力で競馬を見ているのか?
ギャンブラーだって、本来は外向的な人間だったのに、内向的にならざるを得なかった人たちもいるだろうし、競馬オタクだって人から認められれば嬉しいはずだ。
かく言う私も、本来的には内向的だが、こうして外向的な競馬との関わり方を模索しているわけである。外向的な人向けの新しい価値を考えるのは、既存の商売との差別化を図る上で重要なポイントかもしれない。