やっと本命馬が勝ってくれた。
とは言いつつ、ダノンデサイルのパドックが良すぎて、メイショウタバル1点勝負のはずが、ダノンデサイルと単勝2点買ってしまったせいで、配当が少なくなってしまった。
それはいいとして、あのレース直前から降り始めた雨がなければ、当然、結果は違っていただろう。もしかすると、ダノンデサイルは優勝争いをしていたかもしれない。
“タラレバ”は勝負の世界で禁物かもしれないが、出走馬18頭の全ての陣営が「雨さえなければ・・・」と考えたに違いない。
世間で騒がれているように、メイショウタバルにとっては「恵みの雨」になっただろう。ファンも良く分かっていて、雨が降り始めたとたんにメイショウタバルの単勝オッズは急降下。
私自身、YouTubeのライブ配信中で雨が降り始めたことに気づかず、馬券を買ったあとに驚愕の事実を知ったわけである。
「しまった!メイショウタバル1点でよかったじゃん!」
そのくらい、雨が降ったときのメイショウタバルの強さは信じていたし、1週間前には雨予報もあったので、早々にメイショウタバル本命の構想はできていた。
8枠に入ったことがわかっても、同型馬のミステリーウェイがいたとしても、メイショウタバルが逃げ切るだろうと考えていた。
思い切ってコスモキュランダがハナに立ち、ミステリーウェイが中団に控えるという思いがけない展開の中で、メイショウタバルは2番手で早々に折り合っていた。3歳時の暴走機関車のようなタバルの姿は、もはや微塵もなかった。
直線で一瞬コスモキュランダに突き放されたが、抜群のコーナリングスピードを助走に使って、”タバルロケット”が点火。すぐにコスモキュランダに並びかけてあっさり交わした。
不気味な黒い影、クロワデュノールが徐々に差を詰めてくるが、前走大阪杯のような脚の衰えはなく、むしろ、どこまでもいっても抜かせない、そんな雰囲気でゴールに飛び込んだ。
この秋、メイショウタバルは凱旋門賞を目指すという。
昨年、あのクロワデュノールすら、もろくも崩れ去った不良馬場のロンシャンに、メイショウタバルは今回のような粘り強さを見せられるか?
よく知られているように、凱旋門賞とステイゴールド系の血統は相性がよい。2年連続2着のオルフェーヴル、メイショウタバルと同じく宝塚記念優勝から挑んで2着に頑張ったナカヤマフェスタなど。
2400mという距離に関しては、もしかすると少し長いのかもしれないが、ステイゴールドの血、そして、雨馬場巧者ぶりを考えれば、凱旋門賞挑戦は当然の流れだったかもしれない。
個人的には、おそらく今がピークにあると考えると、秋の天皇賞で圧倒的な逃げ切り勝ちを収めれくれると期待していたのだが。