先週は筆者の愛馬（POG指名馬）が新潟でデビューしたのですが、今回紹介する高素質馬に惜しくも負けてしまいました。先日のアドマイヤベルに続いて２勝目をプレゼントしてくれると思っていたのでこの負けはショックでしたが、逆に、負かした馬がここからどこまで強くなるかを見ていくのも面白い気がしてきました。
ということで、その愛馬のレースを含む２歳新馬・未勝利戦のレビューを今回もやっていきましょう！
2023年9月1週 ２歳新馬・未勝利戦レビュー
筆者が独自に勝ち馬全頭を評価した結果はこちらです。
この画像は、筆者が独自に作成しているデータベース（Notion）から引用したものです。表の右から2列目がレースの評価、1列目が血統の評価になります（★5つが満点）。
評価の基準については、以下の過去記事をご参照ください。
今回の勝ち上がり馬の中で注目に値するのは１頭のみ。そう、記事の冒頭で触れたあの馬です。
テリオスルル（２歳牝馬）
注目の１頭は、新種牡馬アルアインの秘蔵っ娘テリオスルルです。
父 アルアイン
母 ギエム（母父 Medaglia d’Oro）
馬主 鈴木美江子
生産者 ノーザンファーム
調教師 田島俊明（美浦）
初勝利 R5.9.3 新潟 芝1,800m ２歳新馬 勝ちタイム1:49.6
評価 レース★★★★ 血統★★★★
繰り返しになりますが、この馬のレースには我が愛馬コンドライトが出走していました。コンドライトは単勝1.5倍の圧倒的１番人気に推されましたが、結果は惜しくも２着。
勝ったのは、新種牡馬アルアイン産駒の牝馬テリオスルルでした。
テリオスルルもコンドライトもスタートはうまく決まりましたが、前者は抑え切れない感じで先頭に立ち、後者はその後ろに控える形でレースが進みました。
新潟外回りの長い直線コースに向くと、テリオスルルは絶好の手応えで馬なりのまま逃げ込みをはかりますが、その後ろにいたコンドライトは騎手の手が動いているのになかなかテリオスルルに並びかけられません。
残り200mを過ぎるといよいよ２頭の差は開き、最後は余裕すらも見せながら２馬身半差でテリオスルルがゴールイン。上がり２位の脚で逃げられたら他の馬はとても敵いません。タイムも1分49秒6となかなか優秀です。
テリオスルルの半兄に今年のクラシックを賑わせたショウナンバシット（父シルバーステート）がいますので、この馬もオークスまで狙えるかもしれません。
コンドライトもいいレースはできました。もう少し気持ちも馬体もピリッとしてくれば次は楽々勝てるでしょう。
＜参考：コンドライトの紹介記事＞
まとめ
いかがでしたでしょうか。
愛馬コンドライトの敗戦は残念でしたが、それを負かしたテリオスルルにはぜひ今後も活躍してもらって、コンドライトの強さも証明してほしいですね。
ただ、同じ牝馬のクラシック候補の中には我が愛馬アドマイヤベルもいます。テリオスルルも強いですが、アドマイヤベルも相当強いですから、そう簡単にオークスは譲りませんよ！いやー、POGって楽しいですね。
よかったら、下のYouTube動画で今回紹介した馬たちのレースもご覧くださいね。