【6月第4週】2歳新馬戦レビュー【25/26POG】

【6月第4週】2歳新馬戦レビュー【25/26POG】

2024~2025年シーズンのPOGもあっという間に終わり、いよいよ2025年デビューの2歳馬たちが新馬戦(メイクデビュー)に出始めました。

今シーズンもPOGファンの皆様のために、2歳馬たちの新馬戦と未勝利戦のレビュー記事を書いていきます!

今回、レースぶりで目を引く馬はいませんでしたが、血統的に注目の1頭を紹介します。

2025年6月第4週 2歳新馬戦 レースレビュー

私KBが独自に勝ち馬全頭を評価した結果はこちらです。

2025年6月28日~29日 2歳新馬戦全レースの勝ち馬と評価

これらの画像は、私が独自に作成しているデータベース(Notion)から引用したものです。表の右から2列目がレースの評価、1列目が血統の評価になります。

レースの評価基準
・タイム
・相手関係と着差
・レース全体のスムーズさ(成熟度)
・勝ち方のインパクト
血統の評価基準
・父馬の産駒成績
・母馬の産駒成績
・血統の良さ(近親馬の成績、牝系の評価、良血とされる系統の数)
・バランス(インブリード、ニックス、欧州系・米国系・日本系のバランス)

★5つが満点で、星★の数が多ければ多いほど評価は高くなります(ウイニングポストのコースポ方式です)。

では、注目の馬を紹介しましょう。

注目馬 ロスパレドネス(2歳牡馬)

注目馬の1頭目は、皐月賞馬ジオグリフの全弟ロスパレドネスです。

ロスパレドネスのプロフィール
 ドレフォン
 アロマティコ(母父 キングカメハメハ)
馬主 サンデーレーシング
生産者 ノーザンファーム
調教師 木村哲也(美浦)
初勝利 R6.6.29 福島 芝1,800m 2歳新馬 勝ちタイム1:49.5
評価 レース★★★ 血統★★★★
適性 芝1,600m~2,200m

何といってもGⅠ馬の全弟ですし、木村哲也厩舎(ジオグリフと同じ)&サンデーレーシング&ルメール騎手という黄金の組み合わせで、期待しないわけにはいきません。
当然のようにレースでは1番人気で、まさに期待通りの完勝でした。

ただ、タイム的には平凡で、直線では2着馬に詰め寄られていましたので、ジオグリフほどのインパクトは感じませんでした
直線で抜け出してくる脚は良血馬らしい素質を感じましたが、完成度的にはまだまだという印象です。

ノーザンファームの吉田勝己代表も「馬体がいいし、しかりしています。秋に向けてさらに良くなりそうです」と語っているように、本格化するのはもう少し先になりそうですので、まずはデビュー勝ちできたというところを評価すべきでしょう。

レース当日は「馬っけ(発情)」を出してファンの心配を誘いましたが、レースに行くとスタートもよく、折り合いもつきやすそうでしたから、競走馬としての潜在能力には期待してよいでしょう。

まとめ

今回は血統面で期待の1頭を注目馬として紹介しました。

先週から福島と小倉でも2歳戦が始まりましたが、残念ながら目立ったレースぶりで勝ち上がった馬はいませんでした。
とはいえ、まだ2歳戦も始まったばかりですので、これからどんどん楽しみな馬も出てくるでしょうし、この時期ですからまだまだ成長途上の馬も多いはずです。

これからもPOGファンの方に喜んでいただけるよう、このレビュー記事を書き続けていきたいと思います!

以下のYouTube動画もぜひ参考にご覧になってください。

YouTube 【新馬戦ダイジェスト】ロスパレドネス・メーゼ ほか | 6月28日~6月29日(福島・小倉・函館)  | JRA公式

参考文献

「週刊Gallop 臨時増刊 丸ごとPOG 2025~2026」(サンケイスポーツ)

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