今回は2024年4月第2週(4/13~4/14)の全新馬戦・全未勝利戦を私KBが評価し、その中でレースぶりや血統から注目の1頭をピックアップして紹介します。
3歳のレースって予想が難しいですよね。私もなかなか当たりません(悲)
それに、POGをやっている人は、自分が指名した馬がこれからどう活躍するか気になりますよね?
この記事を読めば、新馬戦や未勝利戦を勝ち上がった馬がどんなレースぶりだったのか、そして、血統面も含めて今後どこまで期待できるのかがわかります。
先週はレースぶりが良かった馬が1頭いましたので紹介します。その1頭とは、フォーチュンタイムです。
競馬が好きすぎて獣医師免許まで取ってしまったKBと申します!競馬ファン歴28年。ナリタトップロードの大ファンです。レースの興奮と競馬の物語をお伝えします!(馬券は苦手です)
2024年4月第2週 3歳新馬・未勝利戦 全レースレビュー
私KBが独自に勝ち馬全頭を評価した結果はこちらです。
これらの画像は、私が独自に作成しているデータベース(Notion)から引用したものです。表の右から2列目がレースの評価、1列目が血統の評価になります。
- レースの評価基準
- ・タイム
・相手関係と着差
・レース全体のスムーズさ(成熟度)
・勝ち方のインパクト - 血統の評価基準
- ・父馬の産駒成績
・母馬の産駒成績
・血統の良さ(近親馬の成績、牝系の評価、良血とされる系統の数)
・バランス(インブリード、ニックス、欧州系・米国系・日本系のバランス)
★5つが満点で、星★の数が多ければ多いほど評価は高くなります(ウイニングポストのコースポ方式です)。
では、注目の馬を紹介しましょう。
注目馬 フォーチュンタイム(3歳牡馬)
注目馬は、渋い血統ながらも注目の種牡馬グレーターロンドン産駒フォーチュンタイムです。
- フォーチュンタイムのプロフィール
- 父 グレーターロンドン
母 オールタイムベスト(母父 ブライアンズタイム)
馬主 伊藤功一
生産者 下河辺牧場
調教師 吉岡辰弥(栗東)
初勝利 R6.4.13 阪神 芝1,600m 3歳未勝利 勝ちタイム1:34.2
評価 レース★★★★ 血統★★
フォーチュンタイムが勝った未勝利戦には多数の初出走馬がいました。シンハライトの弟やワールドプレミアの弟など、並み居る良血馬たちのデビュー戦でフォーチュンタイムもデビューし、見事に勝利を収めました。
パドックを見たときに、一瞬で「この馬(フォーチュンタイム)はいい!」と思いました。馬格も大きくていいのですが、古馬かと思うほど落ち着いて堂々と歩いていたのです。
レースでは、最初行きたがったもののすぐに中団で折り合い、直線に入ると騎手の指示に従い馬群を割って突き抜けました。ゴール前は余裕すら感じる走りっぷりで、スローペースだったものの勝ち時計もなかなかの好タイムでした。
フォーチュンタイムは、お父さんのグレーターロンドンと同じように瞬発力型のマイラーという印象です。残念ながらNHKマイルカップには間に合いませんが、着実に階段をのぼって父が果たせなかったマイルGⅠ制覇を達成してほしいですね。
まとめ
今回はレースぶりが際立っていたフォーチュンタイムを注目馬として紹介しました。父グレーターロンドンは地味ですが堅実に走る馬を出していますし、馬券的に狙い目の種牡馬かもしれません。
今回の勝ち上がり馬の中でいうと、血統面だけ見ればグランコネクシオンやオープンワンセルフも期待できそうですが、レースぶりはそこまで目立つものではありませんでしたので、これからの成長力が課題です。
未勝利戦デビューの馬がのちに大活躍するケースもありますので、これからもこのレビュー記事は書き続けていきたいと思います!