【POG】2歳新馬・未勝利戦の観戦記【2023年7月5週】

【POG】2歳新馬・未勝利戦の観戦記【2023年7月5週】

今回も、7月5週に開催された2歳新馬と2歳未勝利戦を観戦した感想や勝ち馬の独自評価を記事にします。

記念すべきPOG指名馬の初出走がありました。果たして結果はどうだったのでしょうか?

2023年7月5週 2歳新馬・未勝利戦の観戦記

私が独自に勝ち馬全頭を評価した結果は、以下の画像のとおりです。

7月5週の2歳新馬・未勝利戦の勝ち馬

この画像は、私が独自に作成しているデータベース(Notion)から引用したものです。表の右から3列目がレースの評価、2列目が血統の評価になります(★5つが満点)。

評価の基準については、以下の過去記事をご参照ください。

今回も、これらの勝ち馬の中から評価が高かった馬2頭を紹介します。

ダノンキラウェア(2歳牡馬)

1頭目は、GⅠ馬ダノンスコーピオンの全弟、ダノンキラウェアです。

https://db.netkeiba.com/horse/2021100171/
プロフィール

父 ロードカナロア

母 レキシールー(母父 Sligo Bay)

馬主 ダノックス

生産者 ケイアイファーム

調教師 中内田充正(栗東)

初勝利 R5.7.29 新潟 芝1,600m 2歳新馬 勝ちタイム1:37.3

評価 レース★★★ 血統★★★★★(満点)

この馬のレースには、筆者がPOGで指名した愛馬サトノフォルテ号(2番人気)が出走していました。

サトノフォルテを応援していた筆者は、内心ダノンキラウェアのことを恐れていました。なぜなら、圧倒的1番人気だったことはもちろん、パドックでも1頭だけ抜けていい馬体だったからです。

ダノンキラウェアに関しては、スタートも良く、直線に向いても絶好の手応えで簡単に先頭に変わると、あとはムチを使わずに楽々とゴールしました。

ダノンスコーピオンの全弟だけあって仕上がりは早そうで、朝日杯フューチュリティステークスの有力候補になりそうです。ただ、お兄さんがそうであるように、この馬も早熟型で3歳がピークになってしまいそうなことが心配な点です。

それと、正直メンバーに恵まれたところもあったと思います。タイムも平凡です。

サトノフォルテはというと、ビックリするくらいの大出遅れ。最後方からレースを進めますが、直線でもその差は詰まらず5着に終わりました。ただ、出遅れがなかったとしても、2着争いがやっとだったかなと。まだまだ幼いので、次は頑張ってくれるでしょう!

カンティアーモ(2歳牝馬)

2頭目は、素質馬を相手に強い勝ち方をした、カンティアーモです。

https://db.netkeiba.com/horse/2021105860/
プロフィール

父 エピファネイア

母 リビアーモ(母父 アドマイヤベガ)

馬主 シルクレーシング

生産者 ノーザンファーム

調教師 木村哲也(美浦)

初勝利 R5.7.30 新潟 芝1,800m 2歳新馬 勝ちタイム1:46.4

評価 レース★★★★★(満点) 血統★★★

この馬をパドックで見た時、正直なところあまり見栄えがしない印象でした。それに、血統的にもそこまで注目すべき点はありませんでした。

レースでは、2021年セレクトセールで4億5,100万円で落札されたホウオウプロサンゲが戦前から注目を集めており、さらにGⅠ7勝馬ジェンティルドンナの甥ミッキースターダムがパドックでは良く見えました

そんな中、カンティアーモはレースで絶好のスタートを決めると、2番手から早めに抜け出して逃げ込みを図ります。後ろから追ってきたミッキースターダムに一度は交わされますが、抜群の勝負根性で抜き返して1着。

いい意味で目立たないところが、逆にこの馬のセンスの良さを際立たせている気がします。

血統的に面白いのは、牝系に名スプリンターのサクラバクシンオー同じが入っているところです。父エピファネイア、母父アドマイヤベガで長い距離もいけると思いますので、ぜひ牝馬3冠を狙って欲しいですね。

タイムも優秀で、3着も7馬身離していますので、この馬と2着ミッキースターダムは相当強いと思います。話題の高額馬ホウオウプロサンゲは4着で、パドックで見た感じではまだまだ馬体が作れていない様子でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回も牡馬と牝馬で1頭ずつ素質馬が見つかり、「また楽しみが増えたな」と思って嬉しくなりました。

有力馬も増えてきましたので、2歳馬番付が作れるといいな、と思い始めています。完成した際にはまたこのブログで披露したいと思いますので、是非お楽しみに!

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