【Vol.6】ウイポの醍醐味→種付けシーズン到来~Winning Post 9 2022で血統を勉強する【1976年】
2025.04.06投稿

前回Vol.5に引き続き、1976年のプレイです。
前回はたくさんの繁殖牝馬(候補も含めて)を入手しましたが、今回はこのゲームで最も大事な「種付け」をやっていきます。
メジロマックイーンのお祖父さん、メジロアサマも種牡馬としてゲットしましたし。
所有馬ケービークルーズのレースも忘れずに、ね。
桜花賞はテイタニヤが制す

「やはり」というべきか、牝馬クラシック第一弾の桜花賞はテイタニヤが制しました。
この強さを見ると、史実どおり2冠達成かな?

はいはい・・・わかってますよ。
私が蹴ってしまったディアマンテは桜花賞3着でしたから、そっちを選んでれば、ということですけどね。これからケービークルーズが頑張ってくれますよ。
皐月賞はトウショウボーイが制す

こちらも史実どおり、トウショウボーイが皐月賞を制しました。テンポイントが2着でしたね。
さあ、ダービーはどうか?3着のクライムカイザーが史実どおり勝ってしまうのかな・・・。
フローラステークス挑戦

さて、我がケービークルーズはオークス出走に向けてフローラステークスに出走します。
ここに向けて短期放牧に出したおかげで、状態は良好です。
ぜひここで優先出走権を得て、テイタニヤの2冠を阻む挑戦をしたいものです。

2番人気に推されてます。これは負けられないな。
今回からサクラ軍団でおなじみの小島太騎手に乗り替わりです。今度こそ、頼む!

作戦は「差し」を指示しましたが、道中はなんと最後方。
直線が長い東京競馬場ですが、若干不安な位置取り。

最後の直線に向きました!
ケービークルーズは、うまく馬群をさばいて徐々にポジションを上げていきます。
さあ、来い!

残り200m!
何と先頭は、3冠馬ミスターシービーのお母さんのシービークインだ。
ケービークルーズも外から3番手まで上がって来たぞ!

ゴール前の攻防!
3頭並んでゴールイン!
わずかに外のケービークルーズが前に出たように見えましたが、運命の写真判定は・・・

やった!!
ケービークルーズがハナ差で差し切っていました!フローラステークス制覇です!

よくやったぞ!小島太!
お墨付きをもらったからには、オークスでもいい走りを期待しちゃうぞ。

小島太騎手を主戦にするかどうか聞かれましたが、それはぜひお願いしたいです。
本番もよろしく頼む!

もちろん!これでオークスへ堂々と挑戦できますね。
楽しみになってきたぞ。
2歳馬を入手
なんか知らないけど、2歳馬をくれるらしい。そんな話あったっけ?
まあ、悪い話じゃないし、いいか。

・・・たった3頭?この中から選ぶのかあ。
これは難しいぞ・・・。1頭ずつ見ていきます。

1頭目はカールスバットという2歳牡馬。
これは史実馬です。史実では、オータムハンデキャップというオープンクラスのレースを勝っていますが、クラス的には中の中という感じですね。
父のインターメゾは、TTGの一角グリーングラスの父として有名ですね。
インターメゾ自身も英セントレジャーを勝っているように、ハイペリオン(Hyperion)の血を受け継いだ伝統的なステイヤー血統です。
母父はVol.1で紹介したシプリアニ。父の重い感じをナスルーラ系のスピードで補っている感じですね。

おっと、手がつけられないくらい気性が荒いようです。
まあ、でもこの馬かな?一応、次も見て見ましょう。

2頭目はソーウンムサシという2歳牡馬で、これも史実馬です。
史実では函館3歳ステークスを勝っている早熟馬ですね。
父のフラッシュライトは、アメリカで一世を風靡したテディ(Teddy)の直系。ただ、フラッシュライト自身はテディの生まれ故郷フランスで繁栄した系統の馬で、短距離から中距離までこなす輸入種牡馬です。
ソーウンムサシが代表産駒のようですので、種牡馬としては正直イマイチだったんでしょう。
母父のラティフィケイションはイギリスから輸入された種牡馬で、スピードもスタミナもある血統ですが、これといった活躍馬は出せていません。日本では珍しいフェアウェイ(Fairway)系です。
うーん、微妙。

雰囲気はよさそうですが、気性も荒いし、早熟だし、これなら1頭目のカールスバットがいいかな。
では、次。

最後3頭目はテンマカームという2歳牝馬で、これは架空馬です。
父はこれもVol.1で紹介したマイスワロー。
母コットンプロミスも架空馬ですが、その母オーマツカゼは皐月賞馬ケゴンやオークス馬オーハヤブサ、皐月賞・菊花賞2着のマツカゼオーなどを輩出した超名牝。後世にはオーハヤブサを通じてニッポーテイオーやタレンティドガール、ホエールキャプチャなどのGⅠ馬を輩出していて、Vol.4で紹介したビューチフルドリーマー系という名牝系を構成する主要牝系です。
母父はシプリアニで、1頭目のカールスバットと同じですね。

この馬も雰囲気はよさそう。気性は荒いようですが。
父マイスワローというのは気になりますが、名牝系の牝馬だということ、テスコボーイやトウショウボーイと相性のいいトウルビヨン系の繁殖牝馬が欲しかったことも考えると、繫殖牝馬用としてこの馬を所有する手もあるなあ・・・。
よし!テンマカームに決めた!!

せっかくなので、名前も変えましょう。架空馬だし。
お祖母さんのオーマツカゼにあやかって、ケービーマツカゼと命名。
ケービークルーズと同じ清水厩舎で預かってくれるそうです。
デビューが楽しみだ!

2歳馬を譲ってくれた天城さんが新たなチャレンジを用意してくれました。
今度はオークスで5着以内に入ればプレゼントをくれるそうです。
これは獲れるでしょう、おそらく。
いよいよ種付けシーズン

5月1週になり、いよいよ種付けです。
いい繁殖牝馬も揃いましたし、ここが腕の見せ所であり、このゲームの醍醐味ですね。

同じ日高にあるブリーダーズスタリオンから絆コマンドをもらいました。
種牡馬の余勢株(使われていない種付け権)を譲ってもらうか、繁殖牝馬の受胎率を上げてもらうか、どちらか選べるようです。
種牡馬の余勢株が欲しいかな。
では、早速1頭ずつ種付けをしていきましょう。
タイフレーム(13歳、ベンドア系)
受胎率を考えて、年齢が高い馬から種付けしていきましょう。
ということで、まずは最高齢のタイフレームからです。

タイフレームの父はライジングフレーム。Vo.l4で紹介した戦後日本の大種牡馬です。
ブルードメアサイアー(母父)としても優秀なので、タイフレーム自体の繁殖牝馬としての融通性は高いと思います。
まずは、母父ライジングフレームと相性の良い種牡馬を調べました。
- 母父ライジングフレームと相性のよい種牡馬(1986年以降の獲得賞金合計順)
- ・テスコボーイ(代表産駒キタノカチドキ)
・ネヴァービート(代表産駒リキエイカン)
この2頭の種牡馬との組み合わせはGⅠ馬も出しているので、かなり有力になってきました。

ガーン!(古い)
テスコボーイもネヴァービートもBOOKFULL。種付けできません。
・・・でも、配合評価がCとDか。種付けできたとしても、ゲーム上の成功率は低そうです。
さて、どうしよう。
・・・そうか。テスコボーイもネヴァービートもナスルーラ系。
ナスルーラ系で評価が高そうな種牡馬を探してみよう。

すると、いましたよ1頭だけ。
ボールドルーラー系のステューペンダスです。
米国生まれのパワーとスピードのある輸入種牡馬ですが、ダービー馬のラッキールーラを輩出するなど、スタミナも兼ね備えた中堅クラスの種牡馬ですね。

ネアルコ(Nearco)の4×4のインブリードと、血脈活性化配合がいい評価につながっているようです。
- 血脈活性化配合
- 3代前の先祖馬の親系統が6種類以上あると成立する配合理論。
爆発力の向上が見込める(親系統の数に応じて効果上昇)。
インブリードももちろん大事ですが、近親交配が進んだ現代の日本競馬を目の当たりにしている筆者としては、血脈活性化配合は意識してやっていきたいと思っています。
よし!
タイフレームのお相手はステューペンダスで決定!
ソリストアロマ(11歳、ブランドフォード系)

2頭目は11歳のソリストアロマです。
Vol.5で庭先取引で入手した繁殖牝馬です。
この馬は、これもVo.5でゲットした種牡馬メジロアサマのお相手として急遽購入した馬ですので、当然、お相手はメジロアサマです。

よし!
メジロアサマとの配合評価はB。なかなかの高評価です。

この配合はアウトブリード、つまりインブリードがないという配合です。
そして、狙い通りシングルニックス(相性の良い配合)も成立しています。
さらに、血脈活性化配合が爆発力を高めています。
迷いなく、メジロアサマに決定で!
タケユタカ(5歳、パーソロン系)

最後は、最も若いタケユタカちゃんです。
これも、Vol.5で庭先取引で入手した繁殖牝馬。
今後の基幹繁殖牝馬になってくれることを期待して購入しました。
まだ絆コマンドが残っているし、ここは思い切って余勢株オプションを使っちゃおうか。

そうだ、そうだ。
今年から大種牡馬ノーザンテーストが種付けできるんだよな。これはノーザンテーストしかないか。

さすがに、これもB評価。種牡馬自体の能力も考えると、これは手堅い配合だ。

この配合もアウトブリードで、血脈活性化配合はさっきのソリストアロマよりも高い爆発力を生んでいます。
母父パーソロン(母父○)が、さらに爆発力を高めていますね。この馬を買っておいてよかったと思う瞬間です。
よし、絆コマンド発動だ!

余勢株をもらいます。ありがたい!

えー!2株ももらえるのー!これはもったいない。
今回はしようがないですね。1株だけ使う形ですが、そのままもらいましょう。

とういわけで、ノーザンテーストの余勢株をもらいました。
タケユタカにノーザンテーストを種付けして、今シーズン1回目の種付けは終了。
無事3頭とも受胎してくれることを祈りましょう。
当歳馬をゲット・・・まだできない

そいういえば、Vol.5で購入しようとした当歳幼駒のウキミドリ76ですが、5月以降に再度交渉することにしていました。
あらためて交渉に向かいましたが・・・

おーい!まだ買えないんかい。
幼駒セールに上場されるようです。まあ、それならいいか。
出直しましょう。
というわけで、今回はここまで。
次回は、いよいよ所有馬のGⅠ初出走。ケービークルーズのオークスを見ていきます。
参考文献
にちぶんMOOK「新装版 競馬歴史新聞」(競馬歴史新聞編纂委員会編、日本文芸社)
「最新名馬の血統 種牡馬系統のすべて」(山野浩一著、明文社)