今回は2024年3月第2週(3/9~3/10)の全新馬戦・全未勝利戦を私KBが評価し、その中でレースぶりや血統から注目の1頭をピックアップして紹介します。
3歳のレースって予想が難しいですよね。私もなかなか当たりません(悲)
それに、POGをやっている人は、自分が指名した馬がこれからどう活躍するか気になりますよね?
この記事を読めば、新馬戦や未勝利戦を勝ち上がった馬がどんなレースぶりだったのか、そして、血統面も含めて今後どこまで期待できるのかがわかります。
先週はレースぶり、血統ともに良かった馬が1頭いましたので紹介します。その1頭とは、グラウンドビートです。
競馬が好きすぎて獣医師免許まで取ってしまったKBと申します!競馬ファン歴28年。ナリタトップロードの大ファンです。レースの興奮と競馬の物語をお伝えします!(馬券は苦手です)
2024年3月第2週 3歳新馬・未勝利戦 全レースレビュー
私KBが独自に勝ち馬全頭を評価した結果はこちらです。
これらの画像は、私が独自に作成しているデータベース(Notion)から引用したものです。表の右から2列目がレースの評価、1列目が血統の評価になります。
- レースの評価基準
- ・タイム
・相手関係と着差
・レース全体のスムーズさ(成熟度)
・勝ち方のインパクト - 血統の評価基準
- ・父馬の産駒成績
・母馬の産駒成績
・血統の良さ(近親馬の成績、牝系の評価、良血とされる系統の数)
・バランス(インブリード、ニックス、欧州系・米国系・日本系のバランス)
★5つが満点で、星★の数が多ければ多いほど評価は高くなります(ウイニングポストのコースポ方式です)。
では、注目の馬を紹介しましょう。
注目馬 グラウンドビート(3歳牡馬)
今回の注目馬は、芝からダートに変わって圧勝したグラウンドビートです。
- グラウンドビートのプロフィール
- 父 ロードカナロア
母 ダンスファンタジア(母父 ファルブラヴ)
馬主 社台レースホース
生産者 社台ファーム
調教師 田村康仁(美浦)
初勝利 R6.3.9 中山 ダート1,800m 3歳未勝利 勝ちタイム1:53.3
評価 レース★★★★ 血統★★★★
グラウンドビートは昨年10月の芝2,000mでデビューし、この時は惜しくも2着でした。次走も2着に敗れ、確勝を期して臨んだ前走の未勝利戦はまさかの10着惨敗。
そして、今回の未勝利戦で初めてダートを走って、なんと8馬身差の大楽勝を収めました。
グラウンドビートの半姉には、昨年の牝馬クラシック戦線で活躍したヒップホップソウル(父キタサンブラック)がいます。父がロードカナロアに変わり、グラウンドビートは距離も馬場もある程度融通が効く馬かもしれません。
今回はダートで圧勝しましたが、芝でもいい走りはしていましたし、今回のレースであっという間に8馬身ちぎった脚を見るとスピードもなかなかありそうです。今後どういった路線を歩むのか楽しみですね。
まとめ
今回はレースぶりが際立っていたグランドビートを注目馬として紹介しました。
新馬戦も開催されなくなって、もう強い馬は出てこないかな?と思っていたところで、久々に心が躍るような期待馬が現れたので、私も嬉しかったです。
今回の勝ち上がり馬の中でいうと、重賞勝ちのあるヴィクティファルスの半弟で、GⅠ馬ソウルスターリングの全弟シャイニングソードを相手にデビュー勝ちを収めたスカイサーベイも面白いと思いますが、ダービーに間に合うでしょうか?
未勝利戦デビューの馬がのちに大活躍するケースもありますので、これからもこのレビュー記事は書き続けていきたいと思います!