第4回で紹介したアドマイヤベル号がデビュー勝ちしてから早や5ヶ月が経ちました。5頭目にデビューしたラパンリュネール号も含めて、私のPOG指名馬たちは未だアドマイヤベルの1勝しか挙げていません。
そして、年が明けて指名馬たちは3歳になりましたが、10頭中5頭が未だにデビューできていませんでした。
ようやく、期待馬1頭が今週デビューすることになりましたので、今回久々にPOG指名馬紹介をしたいと思います。
2023-2024POG指名馬紹介〜クセノポン〜
今回紹介するのは、クラシックを狙う金子真人オーナーの最後の秘密兵器クセノポン号です。
- クセノポンのプロフィール
- 性齢 3歳牡馬
父 ハーツクライ
母 アレイヴィングビューティ(母父 Mastercraftsman)
馬主 金子真人ホールディングス
生産者 追分ファーム
調教師 中内田充正(栗東)
デビュー予定 R6.1.20 京都5R 芝2,000m 3歳新馬
名前の由来 古代ギリシャ・アテナイの軍人
クセノポン号を指名した理由は、以下のとおりです。
この馬も一目ぼれ
アドマイヤベルやラパンリュネールと同じく、この馬のことはYouTubeのJRA-VANチャンネルの動画で知りました。
この馬も一目ぼれです。歩いている雰囲気や馬体の美しさは一瞬で私を惹きつけました。
追分ファームの吉田正志マネージャーはパワーとスタミナが持ち味と見ているようです。
GⅠレーシング代表&追分ファームマネージャー 吉田正志
「スピードよりもパワータイプ。体つきは筋肉量の増加に伴い、程よく引き締まってきました。まだまだ良くなりそうだし、(2023年の)秋ぐらいのデビューを考えています。こちらは距離が延びてもいいんじゃないかと思います」
週刊Gallop臨時増刊 丸ごとPOG2023〜2024
思ったよりもデビューが遅くなりましたが、追分ファームの厩舎長のコメントでは体つきに幼さが残っていたようなので、しっかり成長させてからデビューさせるということなのでしょう。
<参考にしたYouTube動画>
血統面は文句なし クラシックに向けた最後の望み
父は言わずとしれたハーツクライ。母のアレイヴィングビューティは米国の芝マイルGⅠを2勝しており、クセノポンはその良血ぶりからセレクトセールで金子真人オーナーに1億8,700万円という高額で購入されました。
母の距離適性からするとクセノポンもマイラーかと思いきや、生産者の追分ファームでは中距離が向いているのではないかと見ているようです。
近親に目立った活躍馬はいませんが、母系にはサドラーズウェルズやデインヒルといった欧州を代表する中長距離血統も入っていますし、ドイツの重厚な血を引いた母系でもあります。
私の最後の望み、皐月賞やダービーを狙える未完の大器がここでついにデビューとなります。ここはしっかり勝ち切ってほしいですね。
最後に
明日のデビュー戦の鞍上は日本人ナンバーワンジョッキーの川田将雅騎手です。
そして、クセノポンを管理するのは中内田調教師。そう、あの牝馬3冠馬リバティアイランドと同じコンビです。
きっと、他馬を圧倒するような素晴らしいレースで快勝してくれるでしょう!
頼むから勝ってくれよー!