先日は2番目に早くデビューしそうな指名馬としてコンドライト号を紹介しましたが、これよりも早くデビューすることが決まった馬がいました。
ということで、第3回目の指名馬紹介は、ノースヒルズの期待の良血馬1頭を紹介します。
POGの楽しみ方については、参考記事のリンクを最下部に置いていますので、そちらをご覧ください。
2023-2024POG指名馬紹介〜バラン〜
今回紹介するのは、桜花賞をぜひ狙って欲しい、バラン号です。
バラン号を指名した理由は、以下のとおりです。
フランケルとブランボヌールの子
母ブランボヌール(バランと同じノースヒルズ出身)は現役時代にスプリント重賞を2勝している快速馬です。
一方、Frankel(フランケル)は言わずと知れた欧州の名サイアー(種牡馬)です。産駒はマイラーからステイヤーまで幅広く活躍しており、父Galileo(ガリレオ)のスタミナと母父Danehill(デインヒル)のスピードをしっかり伝えています。
単純にこの配合にグッときました。ただそれだけなんです。そんな理由でもいいですよね?
馬体の良さ
POG本で見るより映像で見たほうがいいと思いますが、馬体が思いのほかよく見えたのです。
馬体は410kg代で小柄なんですが、それよりも大きく見せるというか、迫力がある感じがしました。
この辺りは父フランケルの筋肉質なところを受け継いでいるのでしょうか?
決して胴詰りで短距離バリバリっていう感じでもないのですが、程よく筋肉がついている印象です。
POG本の生産者の声
POG本を見て、ノースヒルズの前田幸治代表のコメントが気になりました。
ノースヒルズ前田浩二代表
「お母さんに似ていてスピードタイプ。Frankel産駒特有の気持ちの強さがありますが、扱いが難しいわけではなく、すごく真面目な馬です。」
週刊Gallop臨時増刊 丸ごとPOG2023〜2024
スピードがあり、かつ、競馬に対して真面目、と言うことは仕上がりの早さがものを言うPOG向きの馬ではありませんか。
お母さんと同じように2歳重賞をスピードで勝ってしまうくらいの活躍を期待してしまいます。
最後に
これまで2歳新馬戦・未勝利戦をたくさんチェックしてきましたが、印象としては、この時期は牡馬より牝馬が強い、ということです。
牡馬と牝馬の成長力の差かも知れませんが、牝馬のバランも成長力で他の馬を圧倒できる気がしています。
小柄なので見た目もかわいいし、その割に筋肉がしっかりついているので、女性アスリートのように美しく勝って欲しいですね。
デビュー戦の結果は、このブログ毎週恒例の新馬戦・未勝利戦速報でお伝えしますので、そちらも是非ご覧ください。