今さらながらハルウララの人気ぶりに驚く

今さらながらハルウララの人気ぶりに驚く

ハイセイコーも、オグリキャップも相当だが、ハルウララの人気も当時は尋常じゃなかったようだ。 もちろん、中央競馬と地方競馬では規模が違うが、それにしても地方競馬で、たった1頭の馬にどれだけ多くの国民が注目していたのか、今になって驚いている。

2003年の暮れ。ハルウララは、デビュー以来ちょうど100連敗を”達成”したところだった。 この頃にハルウララのブームは頂点に達したようである

この100敗目のレースで高知競馬場に集まった観客は5074人。これだけでも、当時としては信じられないような観客数だっただろう。

翌2004年1月2日にハルウララが出走した101戦目のレース。なんと、このときの高知競馬場には、公式で8260人の観客が押し寄せた

「公式で」ということだが、”非公式”では1万人を超えていたらしい。 なぜなら、あまりの人の多さで、ハルウララのレース直前になっても入場券が買えずに入場できないファンが外で大勢並んでいたため、発走時刻を25分も遅らせた上、それでも入りきらなったファンは、タダで入場させたというのだ。 つまり、子供やタダで入場した観客も入れると、1万人を超えていたのではないか、ということなのだ。

そんなことがあっていいのか? いや、当時の高知競馬場としては、それも致し方ない措置だっただろう。 なんせ、そこまで観客が入ることなど想定していなかっただろうし、数か月前までは赤字で苦しむ廃止寸前の競馬場だったのだから。

2003年の暮れには、ハルウララの歌のCDも発売された。 そう、引退時にレコードが発売されたハイセイコーと同じだ。 売れた枚数ではハイセイコーに遠く及ばないが、競馬場からあふれ出てしまうほどのファンの多さも含めて、ハルウララは”21世紀のハイセイコー”と言えるかもしれない。

ハルウララのお守りも飛ぶように売れたそうだ。
ひと目拝むだけでも、ご利益がある。 ハルウララは、単なる馬ではなく、人間にありがたがられる存在になっていたのだ。

しかも、その馬はもの凄く強い馬ではなく、レースで負け続けている馬だというから、非常に興味深いのである。

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