【レース展望】宝塚記念2024 いざ凱旋門賞へ!【夢のグランプリ】

【レース展望】宝塚記念2024 いざ凱旋門賞へ!【夢のグランプリ】

安田記念から中2週。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?

夏競馬の洗礼を受けてフラフラという方もいらっしゃるかもしれませんが、いよいよ春競馬の締めくくりGⅠ宝塚記念がやってきました

宝塚記念は「春のグランプリ」という位置づけで、ファン投票で出走馬が選ばれるということはご存じの方も多いと思います。今年の宝塚記念の投票結果は以下のとおりでした。

宝塚記念2024ファン投票結果
1位 ドウデュース 238,367票
2位 リバティアイランド 195,182票
3位 ベラジオオペラ 141,489票
4位 ドゥレッツァ 140,122票
5位 ジャスティンパレス 137,979票
6位 テーオーロイヤル 136,150票
7位 ディープボンド 132,146票
8位 ジャスティンミラノ 110,239票
9位 ジャンタルマンタル 95,490票
10位 ソールオリエンス 90,633票
赤太字が出走馬

圧倒的な1位に推されたのが、昨年の有馬記念を制したドウデュースです。そのドウデュースはファンの支持に応えて宝塚記念に出走してくれることになりました。もちろん有馬記念からのグランプリ連覇も見どころですが、ドウデュースにはこのあと凱旋門賞への挑戦プランもあります。果たして、ここから羽ばたいて凱旋門賞での躍動するドウデュースが見られるのでしょうか?

今回は、その宝塚記念の概要と全頭評価をお伝えします。

宝塚記念2024 概要

まず、レースの概要をご覧ください。

宝塚記念2024 概要
開催日時 R6.6.23(日)15:40発走
コース 京都競馬場(左回り)11R 芝2,200m 外回り
条件 3歳以上オープン GⅠ 定量
馬場状態 重(予想) ※雨予報あり
出走頭数 13頭(牡11、牝1、セン1)
その他 ファン投票の上位10頭に優先出走権

今年の宝塚記念の最重要ポイントは、ズバリ京都競馬場で開催されることでしょう。いつもは阪神競馬場で行われるのですが、今年は阪神競馬場が改修中のため、久々の京都での開催となります。いつ以来かといえば、ディープインパクトが勝った2006年以来、18年ぶりとなります。

京都の2,200mは外回りコース。第3コーナーの坂越えと、比較的長い直線(約400m)が特徴です。また、内回りコースと違って第4コーナーでは馬群がバラけるため、直線で前が詰まるような不利は起きにくく、内枠でインに閉じ込められた馬でも直線で抜け出ることができます

スタートは正面スタンド前からで、1コーナーまでの距離が長いので、その気があれば外枠からでも先行できます。

基本的にコースは平坦ですが、なんといっても向正面の3コーナーまでの上りと頂上を過ぎたあとの4コーナーまでの下りがトリッキー。いくつもの名シーンが繰り広げられた3コーナーの坂越えですが、1995年の宝塚記念ではここで天皇賞馬ライスシャワーが転倒落馬し、予後不良で安楽死となる悲劇も起こっています

全馬、全騎手が無事にレースを終えてくれることを祈っています。

東京競馬場の芝2,400mコース模式図(引用元:JRAホームページ)

過去の全10回の優勝馬を脚質別に見てみると、逃げ0頭、先行7頭、中団(差し)3頭、後方(追い込み)0頭となっており、先行馬の優勝が多くなっています。ただし、これはあくまで阪神競馬場での10レースの集計です。阪神競馬場の内回りは直線が短く、4コーナーで馬群が詰まるので後ろにいる馬は不利なのでしょう。

では、京都競馬場ではどうか

サンプル数が少ないのですが、京都競馬場で開催された1991年(優勝馬メジロライアン)、1995年(優勝馬ダンツシアトル)、2006年(優勝馬ディープインパクト)の計3回を見ると、先行2頭、中団(差し)1頭という内訳になります。先行馬有利なのは変わりませんが、中団からでも勝っています。ですが、この中団からの1頭というのが、あのディープインパクト。果たして、ディープインパクト級の馬が後ろから差すレースを見ることはできるのでしょうか。

続いて、出走馬13頭の一覧をご覧ください。

オークス2024 出走馬(1番~10番)
オークス2024 出走馬(11番~18番)

定量戦により、牡馬・セン馬は58kg、牝馬は56kgの斤量を一律に背負います。

年齢、所属、種牡馬、脚質別、前走クラス別の出走頭数は以下のとおりとなっています。

  • 年齢別 【4歳】2頭 【5歳】7頭 【6歳】1頭 【7歳】2頭 【8歳】1頭
  • 所属別 【関東馬】5頭 【関西馬】8頭
  • 種牡馬別 【ディープインパクト】3頭 【キングカメハメハ】2頭 【その他】8頭
  • 脚質別 【逃げ】0頭 【先行】3頭 【差し】8頭 【追い込み】0頭 【自在】2頭
  • 前走クラス別 【GⅠ】9頭(大阪杯5、天皇賞・春2、ドバイ2) 【GⅡ】2頭(目黒記念2) 【GⅢ】2頭(鳴尾記念2)

宝塚記念2024 全頭評価

ギリギリになりましたが、宝塚記念2024に出走する13頭の全頭評価を作成しましたので、画像ベースで申し訳ありませんが、よろしければ参考にしてください。

最終評価と展開予想は、同日14:30からのYouTubeライブ配信(最下部にリンクあり)でお伝えします

まとめ

以上の全頭評価から、本記事執筆時点(R6.6.23朝)での厳選5頭は以下のとおりです。

なお、当日の馬体重とパドックの様子をチェックして、最終評価をしたいと思います。

宝塚記念2024 厳選5頭

S評価 12番ブローザホーン 4番ドウデュース
A評価 7番プラダリア 2番ジャスティンパレス
穴評価 5番ディープボンド

※執筆時点(R6.6.23朝)の筆者による個人的な評価です。競馬予想を保証するものではありません。

※筆者の評価基準は、能力7:展開2:ロマン1です。

YouTubeライブ配信

YouTube 【ライブ配信】宝塚記念2024/展開予想/パドック解説/レース生実況/振り返り

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